実験10 百人おどし

百人脅しライデンびんらいでんびん電気コップ

実験の条件

この実験は冬期限定です。

11月終わりくらいから、3月くらいまでしか成功しませんでした。(2006〜7@愛知県)

また、湿度も関係します。40%くらいまでは成功しました。

雨の日には向きませんが、暖房器具があるところなら、事前に暖房を効かせて湿度を下げてください。

もうひとつ、一瞬とはいえ、高電圧電流が体内に流れるため、心臓病をお持ちの方、妊婦さんなど、

体の状態によっては危険が伴うそうです。下調べをしてから実験してください。






プラスチックコップ  ・アルミホイル  ・セロパンテープ  ・文具、はさみ

・毛皮、ウールなどプラスに帯電しやすいもの。

・塩ビ管、ペンシルバルーンなどマイナスに帯電しやすいもの。

上記2つについては帯電列表を見て確認のこと。

ちなみに帯電列表→http://www.tepore.com/column/tepco/20020115/01.htm

操作

1、プラスチックコップ2個に、それぞれにアルミホイルを巻きます。

このとき、実験中に2つのコップのアルミホイルが接触するのを防止するため、上の部分を1cmほど空けます。「コップを切り開いて型にしてアルミを几帳面に切る」とおっしゃる方もいましたが。まあテキトーで

できるだけぴったりと巻きつけるとよいそうです。コンデンサの仕組みを理解していると、そういうことになるらしいです。ワタクシは理解してないので困ってしまいます(^^;

それから、アルミホイルの切れ端を使って「旗」とか「舌」とかいうものを作ります。(写真左)大きさはコップの高さ+5cmくらいあると便利かな。「旗」の柄の部分が1cmくらい、ヒラヒラする部分が4cmくらいの太さで作りました。まあこれも実は結構テキトーです

2、1で作ったものを重ねます。2つのコップの間に「旗」を挟みます。念のため書いておくと、内側から「コップ→アルミ→「旗」→コップ→アルミ」の順です。「旗」は、外側コップに巻いてあるアルミに接触しないように長さを調節してください。

これで電気を溜めておく「電気コップ」の完成です。

3、マイナスに帯電しやすいもの(以下ワタクシが使った「ペンシルバルーン」と書きます。)と、プラスに帯電しやすいもの(以下同様に「マフラー」とします。)をこすります。条件が整っていれば、「パチパチ」と音がしてきます。

静電気が無事発生したら、電気コップの「旗」の部分にペンシルバルーンを近づけます。それを何度も繰り返します。どれくらいやればどれくらいの電気が発生するかは、ご自分の身をもって試してください。(諸条件によって異なります。)ワタクシは計100回くらいやったかな〜。

4、静電気が溜まると、「旗」がふるふるしてきます。ここで、実験をする人のからだが余計なものに触っていないことを確認してください。靴はゴム底がベターです。裸足だ〜なんていう人は新聞紙の上にでも立ってください。

 そうしたら、電気コップ外側(写真A)を持ちます。アルミ以外の部分には触らないようにしましよう。できるだけ握るように、アルミを密着させるように持つといいそうです。

 それから、一人でやる場合はもう片方の手で「旗」(写真@)の部分を触ります。何人かでやる場合は輪になった状態でコップを持った人の隣になったひとですね。

 うまくいっていると、「旗」に触れた瞬間つながっている人全員がバチッときます。ワタクシがやったときは8人くらいまで成功しました。ちなみに、「旗」に触った人が一番イタイです。

結構デリケートな実験なので、予備実験をしっかりしておいたほうがよいでしょうね。ご意見、ご感想は掲示板までおねがいしま〜す。→掲示板へGo!

 

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