よたばなしin台湾(三日目)

台北駅構内。

〜その1 やっぱり台湾と言えば小龍包っしょ!の巻〜

台湾入国から3日目の朝。

我々は、一日目にホテルの隣の隣の食堂で勧められた、

世界的にも有名らしい「鼎泰豊(ディンタイフォン)」という店に、

小龍包を喰らいに行くことにした。

何しろこの店、米紙ニューヨーク・タイムズに

「世界10大レストラン」の1つとして掲載された、

世界的に有名な点心料理専門店なのだそうだ。

しかし、ガイドブックを見ると、「朝10時頃しか入れない」とか、

「土日しかダメ」とか、いや「朝10時から夜9時まで」とか、

何故か情報がまちまち

結局、情報まちまち状態のなか、

とりあえず全ての条件を満たす、

土曜日の朝10時に行くことにしたのである。

しかし、朝10時っすよ。昨日も一日歩き回ったあげく、

結局3時半頃までS子嬢と酒盛りしてたのに

いやでも、起きましたよ。しっかり。

やっぱり美味いものはヒトを動かしますね。

さて、とりあえず台北駅に向かった我々。

(どうもこのMRT、駅の間隔が短いらしく、

ヨユーで歩いて行けました。)

ここでも、いろんなヒトにまたご迷惑を

かけまくってしまいました。

いや、なにがあったかっていうと、バス待ちをしてる人達に、

「鼎泰豊に行きたいのですが、

どのバスに乗ればいいかわかりませんか?」

と、聞いてみたんですよ。日本語で。

ホントに有名な店みたいだから、

もしかしたら知ってるかなー?と思って。

そしたらもう、バス停で列を作っている人達が

じわっと寄って来て下さって、

「駅の反対側のバス停だと思う。」「20番台のバスだったぞ!」「駅の案内所で聞いてみるといいよ。」

「でもこの子達中国語話せないんじゃないか?」「あそこ英語が大丈夫だぞ。」「でもこの子達日本人だぞ」

とまぁ、いろんな言葉が入り交じった状態で、

以上のようなことを口々に教えてくださり、

結果、バス待ちをしていた内の一人が、

インフォメーションまで一緒に行って、聞いてあげましょう

とまで言って下さったのである。

でもですねぇ、この方はバスを待っているわけで、

我々につきあわせたらバスは行ってしまうわけでしょう。

そりゃイカン!というわけで、我々は必死かつ丁重

その親切な申し出を断り、

台北駅内ツーリストインフォメーションに向かったのである。

ツーリストインフォメーションのヒトは、

さすが毎日観光客を相手にしているだけあって、

僕の超つたない英語でもなんとか通じ、

「鼎泰豊に行くには22番のバスに乗ればいい」

という情報をget。

我々は、早速「鼎泰豊」と書いたメモを持ち、

バスに乗り込んだのである。

親切な運転手氏の協力もあり、

やっと辿り着いたのは、フツーのビルの一角であった。

朝10時ちょっと過ぎであったが、

すでに店の周りには客がいっぱい。

しかし、店員も混雑には慣れているようで、

気がついた時には我々はすでにテーブルに着かされていた。

待つこと数分…

来ました!蒸籠に乗った小龍包!

ショウガと香酢をつけて、一口で食べる。

熱いとか下品だとかもうそんなことどーでもイイよ的美味!!

さすが世界的有名レストラン。

こんな手軽な料金でこんな見事な味を作り出すとは…!!

皮に包まれた肉がとってもジューシー!

そして、とろみのついたスープがやわやわ

口の中に広がっていくかんじ…。

あぁ、マジうまかった!もう一度食べたい…。

ちなみにこの「鼎泰豊」日本のデパ地下にも入っているそうです(食べたことはないですが)。

「鼎泰豊」本店と同じ味だったら、相当通うだろうな…。

とまぁ、朝っぱらからさんざん食べ、

次なる目的地「中正記念堂」へと向かうのであった。

目次へ戻る 1     次(中正記念堂?)へGo!

鼎泰豊の前をバスが
通るとき、運転手の
おっちゃんが「後ろの
二人 ー!!あれだ
あれだーー!!」
と教えてくれました。
台湾人ホント親切。

鼎泰豊看板。
横の電光掲示板に出て
いる数が、受付番号。
銀行みたいだ。

鼎泰豊の前。
ここだけ人だかり。

ショウガ香酢。
ショウガのおかげで
口の中がさっぱりし、
ますます何個でも
食べられます。ヤバイ
です。

「小龍包のおいしい
食べ方」だそうです。
日本語です。

小龍包。
10個で160元
だったかな?激しく
曖昧ですみません。
でも、味は覚えてます。

カニミソ入り小龍包。
カニミソ大好きの僕には
たまりませんな。今度
行く機会があったら、ぜひ
お酒と一緒に頂きたい
一品です。

パイコー麺。
これはこれで美味し
かったのですが、
でも、麺を食べる
スペースが胃にある
ならば、小龍包を
食べることを
オススメします。

1Fでは、スゴイ数の
料理人さんたちが、延々と
小龍包を作り続けて
いました。

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