九州初上陸ツーリング2007
8月29日
朝、今日は九州を発つ日なのです。今日もいい天気だ。
毎日のようにバケツ雨にやられてきたけれど、一日中雨にやられる日はなかったので、まあ天気には恵まれた方ですね。
ユースの朝ご飯を頂きながらそんなことを考える。
ちなみにこの高千穂ユースホステルの朝ご飯は、おかずがちょっとずつカゴに乗った小皿に盛られたオサレなモノ。
味もナイスです。夕食も食べたかったな〜。
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朝飯を済ませて、荷物のパッキングを終えたら出発です。
まだ朝なのに早速強烈 な南国の日差しの中テケテケと走り出し、まず始めの行き先は高千穂峡…すぐそこです(・ω・)/
ものの数分で高千穂峡に到着。それでもやっぱり夜とは違う趣がありますね〜。
昨日一度環境にびっくりしたせいか、冷静に見学。
やっぱりパンフなんかの写真は一番 いい場所を考えてありますね〜。
真似して写真撮影。綺麗に取れてるかなー?
ひと通りフラフラして、休憩がてら地図を見る。
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今日は夜に別府から出るフェリーに乗るつもりだ。別府に行ったらもちろん温泉は必須なのでまあ夕方には別府に着きたい。
ここ高千穂から別府はそんなに離れていないので、今から直ぐ向かってはちょっと時間が早すぎる。
じゃあ…ということで地図を見ると、やまなみハイウェイが近い。このあたり初日に走ったんだけど、すごく綺麗なところだっ
たんだよね。
よし、もう一度走りに行こう。
ということで進路を西に取ることに。
すると、地図に山頂近くまで道が続く山を発見!これはなかなか良さげですね〜。
第一目的地はここにしよう!ということで移動開始。
さすがに高千穂は山だけあって涼しい。間もなく暑くなるんだろうけどね。
この辺、街!という街もなく快適に走れる。
目的の山までは、看板もいくつかあり、さほど迷うことなく登山車道までたどり着けた。
道はさすがに細いけれど、きちんと舗装されている。ただし、牧場の一部なのか牛に襲われるので注意です。
(←何もされてません。でも何故か寄ってきました。そして退いてくれませんでした(・ω・)/)
道の終わりには駐車場があります。そして本当に少し登ったところがもう頂上。
わずか徒歩1分の登山でした。でも景色は最高!いいとこ取りです。山頂で一服
。いいなあ。この登山(^_^;)
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さて、登山で汗をかいた後は、草原を疾走です。
広大な草原を有する阿蘇くじゅ
う国立公園には、ツーリングマップルで言うところの紫の道がいくつかありますが、
今回は「ミルクロード」をチョイス。こちらはやまなみハイウェイよりも利用者は少ないみたいですが、景色の良さは負けてません。
そして信号とかないと ころがさらにナイスです。
いくら真夏でも走ってれば涼しい…というかそう暑くないんですよ。ただし、止まると激暑ですが。
そんなこんなで北上していると、「池山水源」なる看板を発見。
某サイトで見たことがあるような気がしたので行ってみることに。
池山水源は、その名の通り水源。水を汲みにいくつものポリタンクを持って来て
いる人がいたり、
「ここは〇〇の水源なので水に入らないで」という看板があっ
たり。
池のようになっている水源を覗くと、水はメチャクチャ透明度が高い!
水草がはっきりくっきり見えます。綺麗な水なんでしょうね。ワタクシも水筒に入れていく。
味の分からない奴なのでコメントは控えます(^o^;)
しかし、ここにも散々「入るな」という看板があるにも関わらず、水遊びをするバカ親子が…。
もうそんな衛生観念のないキミタチは下水で水遊びしてればいいじゃないか。
と思いつつ注意できないということは、ワタクシも同類なんですね。残念ながら。
そんなちょっと不快な気分を味わいながらも綺麗な水で心を落ち着けます。
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さて、草原も満喫したところでそろそろ別府に向かいます。
いやちょっと待て、その前にランチタイムだ。
マップルを見ると、近くにオススメの店があるそう。もちろん薦められれば行っちゃいます。
目的の店にたどりつくと、そこには何故か色がちょっとおかしいドラちゃんが・・・。
ドラに負けずに入店。ステーキ丼を頂きます。
肉が柔らかくてなかなか美味い。しかもこの景色のなかだもんね!!
これはステキだ。名残惜しさ倍増です。いや〜ん。帰りたくないよう(ToT)
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さっきまで北上していた進路を、湯布院からは西に変え、スタートの街、別府に到着です。
別府には色々な温泉があるのですが、ここはやっぱり大好物の硫黄泉に入ります。
と言っても例によって下調べなんか全くしてないので、適当に走って硫黄の匂いがいちばん強いところに決定。
立ち寄ったのは、「明礬温泉 湯の里」ということでした。なんか硫黄の匂い立ち込めてるんですけど、ほんとに明礬泉なのか!? と思いつつ中に入る。と、入り口に「単純酸性硫黄泉です」と書いてある。 「単純酸性硫黄泉」っていうのも謎だけど(^^; 中に入ると極上の白濁硫黄泉でした。蛇口の湯も温泉♪こころゆくまでクンクンしてきました。 受付で温泉卵をうっていたけれど。これもまた美味い。いいね〜。。。やっぱり硫黄泉じゃん!! と思っていたら、どうやら地名が「明礬」というらしいです。 そんな地名あるんですね〜。さすが温泉地。
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別府観光港に着いたのは、6時ごろ。実は少し前に予約の電話をしておいたので、ぎりぎりの到着でした。 受付を済ませ、ボルティに「大阪」の札をつけたら乗り組みです。 今回もまたもやばたばたとした出発。しかし2等寝台なので、その辺はちょっとゆっくりできていいですね。 この船は、バイキングではなくカフェテリア式食堂でした。たまにはね。と思って夕食を食堂で頂く。 うん。やっぱり高いね(^^;今度はやっぱり何かかって来よう♪ 実は今回も温泉入っててロクにかいものする時間もなかっただけなんだけどね。
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別府観光港を出たフェリーは、早朝、大阪南港に着く。 時間が最大限有効に使えるのが大きなメリットの船だけれど、ちょっと慌ただしいのが玉に傷。 船内で離れていく別府観光港の明かりを見ていると、やっぱりちょっと感慨深い。 散々好きなところへ行ってきたはずなんだけど、もう「次は○○に行きたいな〜。」とか考えてしまう。 あぁ、せっかく別府に来たのに温泉ひとつしか入らなかったなあ。でも、荷物抱えてハシゴ湯はキツいしなあ(^_^;)
フェリー「さんふらわあ号」の二等寝台には電源がついていないので、 廊下のソファーで充電しつつビールを飲みながらボーっとする。
色々と思うところはあるけれど、今回もなかなかいいツーリングになりました。 天気が良かったっていうのが特に良かったかな(・ω・)/
大阪南港に着くと、我先にと人々が出発していく。そりゃそうだ。大阪なんだか らうかうかしていると、あっという間に渋滞してしまうのだ。
この辺、旅情が感じられないところなんだよな〜。と思いつつ、あとは名阪国道に乗ってお家に帰るだけだ。
絶対また来るだろう南港に別れを告げてさっさと立ち去る。
さて、これで今回の旅もおしまい。 今回の教訓は「夏の九州は暑い!」
さあ、今度はどこに行こうかな?
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