マップル中部版フル活用ツーリング

10月14日

 

朝、朝食付きで泊まったので、今日はきちんとしたお食事をいただきますヽ(^^)(^^)ノ
やっぱり宿に泊まったときくらい、いい朝ごはんを頂けると嬉しいですね♪
最近、朝ごはんって何?的な生活になってるもんで(; ̄Д ̄)。

朝ごはんを頂き、荷物を積みに出ると、外はわずかに霧がかかってました。
でも、そう視界に影響があるわけでもないので出発します。
ただ1つ問題点が…。そう、
寒いんだ(-_-;)


ブルーベリーYGHの朝。静かな森の中でございます。

まあまあ、寒かろうが何だろうが行きたいと思っちゃったら行っちゃうもんで
とりあえず出発いたします。
このあたり、本当に山深いところで、山!道!崖!川!
な感じの道が続きます。でも結構ちょくちょく街があったりして、変わった雰囲気なのです。

今日の第一目的地は、昨日勧めてもらった「万座ハイウェー」。
紅葉の進み具合をぜひぜひ見てみたいのです。
万座ハイウェーは、嬬恋から標高1800mの高所にある「万座温泉」までを結ぶ道です。
有料道路なので、フツーだったらまず走らないのですが、イイと言われたら走るしかないのです。
意外と素直なヤツなのです。

さて、嬬恋側から万座ハイウェーに入り、入ったとたんにガンガン高度上げてきます。
なかなかのやり手ですね万座ハイウェー。
天気はあんまりよくないので、遠くの景色は見えないけれど、
標高をあげるにつれて、木の様子が変わってきます。
さてさて、どこまで行ったら紅葉が見えるんでしょうか。

しばらく行くと、万座ハイウェー料金所があります。
おお、バイクの人も何人かいますね〜〜。

 

てか、寒くない?

 

いやあ、なんとも一年ぶりのことなので忘れてました。
そうそう、紅葉してるとこって、もう相当寒いんだっけ♪

そりゃそうっすね。下界では紅葉といえば11月も中旬以降のできごとだ。
11月中旬っていったら気の早い人なんかもう冬眠モード入ってる時期ですよ。
ワタクシだってそろそろハンカバ装着してる頃っすよ。

 

しまった。。。マジ寒い。
しかし、ここで引き返してもイマイチ道がないし、
もう
行くしかないかねorz

 

震える手で通行料金を支払い、さらに標高をあげていきます。
徐々に色づいている木が増えていきます。
そして徐々に
手の感覚がなくなっていきますよこれは!!

それでも、有料道路のモトを取るべく、ちょくちょくバイクを止めて写真撮ってきました。
しかし、あまりの寒さに休憩してもメットは取れず・・・。
まあいいや。ど〜せ変なヤツなんだ。
ということで、カクカクしながら撮ったお写真です。
くそう、せめて天気がよければ…。


紅葉してますね〜。


撮影スポット発見。紅葉台という看板がありました。

 

紅葉を満喫し、寒さが限界に近づいたところで、万座温泉に到着です。
ここはもちろん温泉に入ります。
しかも、「温泉パスポート」が使えるところもあるんですね〜。ラッキ〜♪
いや、そんな偶然っぽく書いてるけど実はしっかり
狙って来てるんですけどね(^^;

今回は、「日進館」さんの温泉に入れてもらいます。
万座温泉と言えば、硫黄ムンムンの濁り湯。想像するだけでヨダレ出て着そうですね〜。
(ただし酸性ですっぱいです。飲めません。)
しかもこの冷え切った体で入る温泉はホント極楽なのです。
芯から冷え切らないと解らない「良さ」があるのです。

着いてみると、なんと一番乗り…どころかまだ清掃中でした。
まあ、荷物の多いライダーなので、荷物を片付けながら待ちます。
ついでに、誰もいないのをいいことにお願いして写真撮らせてもらっちゃいました。
日進館さん、ありがとうございます。

しばし待って、入浴許可が出ました。やっぱり温泉っていいですね〜。
ライダー諸氏ならきっと解ると思いますが、「
解凍されるマグロの気持ち」になれます。
冬ツーの醍醐味って奴です。

解凍されてふにゃふにゃになっていると、スタッフのおばちゃんがいいことを教えてくれました。
浴槽の縁に頭を付ける感じで、首の上のほう、髪の生え際辺りを湯につけて
3分間そのままでいると、ものすごい温まるらしいっす。
もちろんやってみましたが、これはかなり温度溜めれます。
いまだにお気に入りの入浴スタイルっす。
オススメです


「日進館」外観。豪華っす。


この白さ!万座の湯はやっぱりステキです♪

万座温泉を出ると、時間はもう昼。
これはちょっと(解ってたけど)時間が押しております。
今日は、愛知県某所まで帰らねばならんのです。

基本的に高速嫌いなワタクシ、もちろん行けるとこまで下道で行くつもりです。

ということで、さっそく出発です。
次の目的地は「
渋峠」。いやいや、寄り道ではなく通過点なのですがね。
ここは日本の国道最高所。標高は
2172mもあるのです。
以前、九州で会ったチャリダー氏が「自転車で越えた」とか言ってましたが、マジなのでしょうか!?
2000mもチャリで登るなんて、ハンパないですね〜。
バイクで登って文句言ってる奴も(ここに)いるのに。

あまりの寒さに大声で歌いながら、何とか渋峠に到着。
モニュメント前には、平日だというのに結構人がいました。

渋峠は、11月から冬季閉鎖が始まるそうなので、見納めなんでしょうか。
さすがにこの寒さ、冬が来るのも前倒しなんですね〜。


渋峠にはモニュメントがあります。
他には空き地があるだけです。


峠のモニュメントの隣から。
絶景です。


このおにぎりはやっぱり撮っとかないと!

ここからは下りです。
時間も押しているので、飛ばし気味で行きます。
途中、志賀高原あたりでキレイに紅葉しているところがあったのですが、写真も撮れずに進みます。

長野五輪できれいに整備された国道292を走り、飯山市から南下をはじめ走ること数時間…。

 

来ましたよ!ニクイあいつが!!

 

 

雨ですorz

 

 

松本市の街中に入ったあたりで、時間は2時。
そして無情にも雨(ToT)

ここで一度ストップっす。
その辺のごはん屋さんに入って、昼飯がてら
ひとり作戦会議なのです。

注文したソースカツ丼とうどんのセットを食べながら考える。
ここからまだ200kmくらい走らないといかんです。
どう考えても、下道で間に合うはずがない。木曽の山のなかで真っ暗になるのは間違いない。

これはもう、かなり財布にダメージがあるけど高速乗るしかない…よね。

ということで、遅い昼ごはんの後、雨対策寒さ対策その他諸々の装備を整え、
給油を済ませていざ松本インターなのです。

 

まあ、いくら渋峠が寒かったといっても、松本まで下りてこればそんなに気温が低いワケじゃないのです。
しかし、雨に(しかも結構強い)打たれて高速道路はかなり嫌なのです。
しかも、山から下りてくる道なので、下りカーブの連続なんです。
さっき気づいたんですけど、
シェルパ君のタイヤはもう溝がないんですぅぅぅ(ToT)

ドギマギしながらも、走りましたよ。
だって走らないと
太陽逃げるんだもん!!

途中、駒ヶ根のSAで休憩を挟みます。
すると、駐輪場にバイクが一台。
いやあ、こんな雨の日に走ってる
イタイ人は自分だけじゃないんだな〜、と思っていると、
持ち主さんが帰ってこられたので挨拶して少し話す。
すると、そのライダー氏も同じように今日万座温泉に入ってきたそうだ。
いや、話を聞くと万座発がワタクシより2時間くらい遅そうだけど。

話しているとそのライダー氏、どこかで見た覚えがある。
一昨日泊まったユースにこんな人いたかな?
聞いてみると違うと言う。・・・うむむ?でもどこかで???

実はそのライダー氏、今年の夏、北海道で同宿だった人であった。
といってもお互い酔っ払いだったので、ビミョーな記憶だったけれど。
ここで会ったのも何かのご縁なので、ミクシーネームを教えあう。
こんな偶然があるんですね〜。世間は広いようで狭いもんです。

ここから後は、ただひたすらマイペースを守って、雨の中を走る。
いつもなら絶対避ける全長8kmの恵那山トンネルが非常にありがたかったことと、
さっきのライダー氏がピースサインを出しながら抜かしていったことを除くともうなんというか
ベルトコンベアにでも乗せられたように淡々と進んでいくだけなのです。

そしてあたりが真っ暗になって数時間たった頃、
何とか無事、おうちに到着しました。

 

 

 

いやあ、今回のツーリングも楽しかったです。
何と言っても、いろんな人に会えたしね。
しかし、どうしても今後に向けて学習すべきことが1つ。

 

 

 

「雨予報は素直に受け入れましょう」

 

 

 

 

 

 

おしまい

 

 

 

マップル中部版フル活用ツーリングトップへ戻る

ツーリング小咄へ戻る

 

inserted by FC2 system