2008.分割日本一周! 沖縄チャリツーリング
12月23日
早朝。セントレアは休暇に入るにはちと早めだったためか、まあ空いていたような気がする。 飛行機に乗るというと、どうしても早めに来ないと!と思ってしまうもんで時間はたっぷりあるのです。
セントレア内部をウロウロするのは実は初めてなので物珍しいのだけれど…、当然ながらほとんどの店が開店前。 あんまりすることもなく、飛行機をぼんやり見たり、沖縄の地図を見たりして時間を潰すのです(-"-;) 今回は南国行きで軽装、しかもチャリ移動に備えて荷物は限界まで軽量化してきたので、 ライター取り上げくらいでわりとあっさりと荷物を預けられた。
しかしこの「ライター1人ひとつまで」制限、どうにかならないもんでしょうか。 ワタクシ非常にルーズなタチなので、すぐライター無くなってしまうのですが(;_;)
早朝セントレア。なかなか寒い。
沖縄へ向かう飛行機に乗り込み爆睡。 どうも自分で運転してない乗り物に乗ると寝ます。 酔うのでorz
那覇空港に着くと、もういきなり暖かい。半袖の人もいるくらいだ。 風があるのでそれではちょっと寒い気もするけどね。
ここからは那覇市内、泊港までバスで向かう。レンタルサイクル屋さんは空港まで持ってきてくれるとのことだったけれど、 今日は那覇で観光するつもりなので、那覇市内のお店まで行くつもりなのです。
12月の曇り空の下でも薄いシャツで過ごせる沖縄をバスで進みます。 街の人々はダウン着てたりブーツ履いてたりするけどね。 それ要らんだろ!!とかおそらく誰もが心の中で突っ込んでると思われます。 まあ、必要なくても「雑誌に載ってると試してみたい」っちゅー気持ちも解らんくもないですが(-"-;)
そんなこんなで泊港に到着です。ここからは地図を頼りにレンタルサイクル屋さんに向かいます。 案の定迷子になるけど電話して場所を聞いて無事に到着。 ここで、GIANTのescapeR3という台湾製のチャリをお借りすることになっているのです。
借入れ時(ミラー除く)
レンタサイクル屋さんで自転車を見せてもらうと、ピンクでした。。。 いや、いいんだけれども(^^;
一週間分のレンタル料金を支払い、一周を挫折して帰ってきたら返金してもらえることをしっかり確認したら出発です。 といっても今日はまだ準備の日なんで、これから色々揃えに行きます。
まず向かったのは近くにあった自転車屋さん。 というのも、このレンタルサイクルには荷台がないのです。ということで自分で荷台を付けに行きます。 ただし、ワタクシが借りたチャリには、普通の荷台はつけにくいらしく、 シート下のポールに付ける荷台を探します。
お店の人に聞いて、これなら大丈夫だろうという荷台を付けてもらって約3500円。 自分で一週間荷物を背負い続けることを考えたら安い気がする。 ワタクシ五十肩だしねorz
自転車屋さんで「すぐ付けて下さい」とお願いし、しっかりと付けてもらう。 ワタクシも一応工具なんか持ってきているけど、やっぱりプロの工具と技術は違うもんね〜。 ただし、泥除けとキャリアの間が5mmくらいしか空いていなくてちょっと危険な香りがするけども。
にわかチャリダー仕様になりました。
荷物をキャリアに積み、部品を取り付けてみる。 フロントバッグ的なモノとかマップケースとか。 まあ、落ちなきゃ問題ないっしょ。 しかし、サイクルコンピューターという速度とか距離とかを測る道具がうまいこと付きません(ToT) むむう。。。なんか速度とか解ったら楽しそうとか思って持ってきたのに。。。
今日はチャリ慣れを目指して那覇市内をウロウロします。 やっぱり那覇といえば首里城ですよ〜。 ということで街の北の方にある首里城目指してみる。 首里城は小高い山の上にあって、それはつまり上りなのです。 上りは押して歩くものなのです。
…と思っていたんだけれど、このチャリ、「クロスバイク」という種類の自転車で、 ロードバイク(あのめっちゃタイヤ細いヤツね)と、マウンテンバイクの中間くらいのチャリなのです。 ということで、ママチャリなんかとは比べ物にならないくらい走るニクイあんちきしょうなのです。 そう、このワタクシでも首里城までノンストップで上れちゃうくらいにね。
自転車って種類によってはこんなに軽快になるもんなんですね〜。 ピンクとか言って悪かった!これから君は「坂道ノボル君」だ!と勝手に命名してみる。
昼ごはんの時間も過ぎているので、途中でソーキそば食べてみる。 ソーキ美味いですよね〜。軟骨とかもうヤバイ。溶けてます。ソーキは飲み物です。
実は首里城には前にも来たことあるんだけれど、沖縄に来た証拠というか何というかで写真を撮る。 それにしても沖縄超どんより。 明日晴れるらしいけれどホントかよ。 雨降ったら拗ねるぞ。天気予報に対して。
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首里城を見て回って、山を降りて市内に入ります。 街中は段差多くてケツ痛いしキャリアと泥除けが干渉しないか気になってしょうがないし、 車道を走っても路側帯狭すぎで接触寸前だしホント楽しくないっす。 ということで歩道を超ゆっくり走る。う〜ん、何だかな〜。
市内を走っていたらホントに荷台がと泥除けがごっつんこしてたので、 再びチャリ屋に戻ってもう一度荷台締めなおしてもらう。 でも、見てもらったらそっちじゃなくてサドル固定するための「クイックレバー」というものが緩んでいたみたいだ。 力いっぱい締めておく。
それから、市内のダイソーを検索して買い物。 ドリンク付けるやつが欲しかったんだけど見当たらず。 バックミラーと指なしの手袋購入。この半日にして早速手の平痛くなりました。 ホントにこれで大丈夫なのか?
今日の宿は、ツーリングマップルに乗っていた那覇市の「BASE OKINAWA」というところ。 ライダーハウスとして載っていましたが、要するにゲストハウスです。 駐輪場とかないっす。それでいいのかツーリングマップル!? ここを数日前に予約しておいたのでとりあえず今日は宿の心配はなし。
ちなみに、沖縄にはこういう「ゲストハウス」がたくさんあるので、 宿にはそう困りません。贅沢言わなければね。 大体2段ベットで布団つきで泊まれます。料金も1000円くらいからと有り難いところなのです。
この日泊まった「BASE OKINAWA」も一泊1000円。 チャリを玄関脇に入れさせてもらい部屋に行く。 外国から来ている女の子が同じ部屋にいたけれど、彼女はこれから仕事だそう。 ゲストハウスから仕事行くんですか(^^;と思っていたら、 スーツ着た兄やんが「ただいま〜」とか言ってるし。
何だこのめぞん一刻┐( ̄ヘ ̄)┌ また異世界に迷い込んでしまったみたいです。
BASE OKINAWAは海の近くで、国際通りなんかとはちょっと離れてます。 せっかく来たので、夕飯がてらチャリ漕いで行ってみる。 荷物を置いてきたので非常に軽快なのです。
沖縄チックな飾りコンクリのbase okinawa。建物ピンクです(^^;
国際通りは那覇でいちばんニギヤカなところ。 この日も人で一杯です。土産屋を冷やかしながらゆっくり見て回る。 ご飯食べれそうなところはあったけれど、どうもイマイチな感じだったので国際通りを離れ宿付近でいい感じに寂れたご飯屋さんを見つけて入る。 沖縄料理のお店で、美味しかったです。
宿に戻って、異空間ロビーでビール飲んでいると、何となくその場にいる人達で宴会が始まった。 なんかもう皆さんここで生活しているのかと思ったけれど、 どうも彼らの正体は日本一周チャリダーとか、バックパッカーとかだったりするらしい。 要するに沈没中なんですね(^^; 確かに宿の予約ボードを見ると、1泊で泊まっているのはワタクシだけ。 他の人は「〜12/30」とか書いてあります。 でもって、土産屋とかでバイトしてるらしいっす。
それってやっぱり生活してんじゃ。。。 でもよく考えたら、光熱費込みで1月3万か〜。 そう考えると部屋借りるより安いかも。なるほど、合理的なのです。
ここにバイトしながら滞在しているチャリダーと話してみる。 彼はまだ沖縄本島は回ってきてないそうだ。 でも、途中まで行ったということでどんなもんか聞いてみた。 超初心者とのことで渋〜〜い顔をされたけれど、結論としてはこういうこと。
「大丈夫だよ〜。漕いでりゃそのうち着くから〜。」
至極ごもっとも。 なんとかしてやろうじゃないっすか!(←珍しくやる気)