2008.分割日本一周! 沖縄チャリツーリング
12月29日
おはようございます。若干二日酔い気味でございます。 本日の天気は曇り。でも予報によると午後から降るそうなので急ぎ気味で朝7:30。名護から出発。
しばらく行くとビーチリゾートで有名な恩名村(おんなそん)に入ります。 その昔ここに来たときはリゾートだったんだけどな〜。なんで今は人力かな〜。 と、根本的な疑問を持ちつつ走ります。
恩納村あたりはアップダウンがきついよ〜とか言われて来たけど、そんな大したこともなく進む。 今更沖縄的アップダウンには驚かないのです。 っていうか身体が慣れてきたんだろうね。この人力生活に。
いやご馳走様でした。御菓子御殿にて。
国道58号を走り、海際の道で写真を撮ったり、御菓子御殿で紅芋タルトしこたま食べたりしてトコトコ進む。 やっぱりこっち側は都会だね。観光っぽいものもたくさんある。 ということで観光もします。まず着いたのは万座毛(まんざもう)。 ガイドブックとかで有名なところです。
象の鼻みたいですね。これ 。 まんまインドの土産物屋とか置けますね。 天気が悪いのが残念です。
名護から那覇まではだいたい70kmくらい。 ここ(万座毛)まで来て時間は10時。まだ寄り道できそうですね。 ということで東海岸ではすっ飛ばしまくってきた岬めぐりなのです。 この先には残波岬という岬があってよさ気なのでちょっと行ってみることにしました。
岬までは国道から結構上ってさらに結構下ってちょっと嫌。 だってまた戻ってこないといけないんだな〜。 嫌って言ったって来ちゃったもんはしょうがないんだけれども。
岬には大きい灯台があった。有料だったので上りません。 だって階段キツそうだし。ということで浮いたお金でアイス食べました。 岬まで来る途中でバーベキューやってて、おなか空いたんだよね〜。
非常にカッコつけた銅像発見。
残波岬から再び国道58号に戻り、嘉手納基地で有名な嘉手納町を走ります。 天気は怪しいけど、もうちょっと。那覇まで持つかな〜。
嘉手納基地上空。
嘉手納基地はやたらでかいっす。もうず〜〜っと基地。 飛行機とか落ちるんちゃうの?くらいの高さで飛んでるし。うるさいし。 音楽聞きながら走ってるんだけど、飛行機飛び立つときとか かなりの音でビビって段差から落ちそうになるし。 離陸ちょっと前くらいから「来るぞ来るぞ〜(>_<)」ってドキドキっす。
時間はもう2時だけど、ほんのり雨が落ちてきた。 ここで食べないと昼ごはん食べそびれるので昼は豪華ステーキです。 基地のおかげかステーキ安いらしいです。 アメリカンな店が並ぶ中、適当に店に入ってみたけどやっぱり安いっす。 1000円くらいでステーキ食べれます。やっぱり肉は美味いね〜。
肉が安いです。これはちょっと魅力。
店を出ると、空はもうヤバい雰囲気。 バイクだったらここでカッパ着て走るところなんだけど、チャリだとカッパが非常に不快なのでギリギリまで引っ張ります。 まあ、バイク乗ってたってやっぱりギリギリまで着なくて結局ずぶ濡れってのがひとつのセオリーなんですが。
道はどんどん都会になっていって、いつからか基地もなくなり普通の街中になってきた。 基地あった方が、基地側なんか誰も歩いてないから走りやすかったかも。 そしてずっと心配してきた雨がやっぱり降ってきましたよ〜!
歩道橋の下に自転車を停めて100均カッパを着る。 ついでに那覇にあるゲストハウスに電話をして、最後の宿を取ります。 ここからはもうノンストップでしょう。 だってどうせカッパ着てたって結局ずぶ濡れなんですよ。チャリっていうのは。 動くから進入してくるし、襟元なんかもう水の浸入を止めるもんは何もないんです。 そうなってしまったらもうどこにも立ち寄れないのだ。
那覇まではもう10kmもない。 アップダウンは結構あるけど、チャリ降りるのも面倒っす。 ただただ漕ぎ続けます。 街中をカッパ着て走ってる人なんてそんないないっす。 人目が刺さるけれど、見ないようにしてひたすら進みます。
そして4時。 那覇に到着しました。
那覇市に着いた頃にはかなり雨。でも那覇市の看板とか撮る。 そんなことするって事は一応感動的だったんだよね。ワタクシ的には。 大雨なので高架の下で少し休憩。 もう疲れたよパトラッシュ・・・(^^;
でも、なんとか宿まで辿り着かないといけないのでもうひとふんばり。 今夜の宿は「ゲストハウス 旭」というところ。 牧志公設市場のすぐそばなのです。
雨が少し小降りになったのを見計らって、 那覇市内をとことこ進みます。 もうなんか放心状態で漕いでるといつの間にか初日に走った国際通りに来ていた。
国際通りは変わらず賑わっていて、こんなところで宿1件とか探すの不可能なので電話して場所を聞きます。 国際通りから少し入った公園までお迎えに来てくれることになったので、公園の側の軒下で待つ。 すると、宿の方が傘持って迎えてくれました。
旭屋さんは、ビルの一角にありました。 路地にチャリを止めさせてもらい、宿に入ってまずシャワーと着替え。 やっと人間に戻ることができました(^^;
さて、さっぱりしたらしなければならないことがあります。 そう、約1週間お世話になったチャリを返しに行かねばならんのです。 幸い雨も止んだし、のんびり行ってきます。
装備を全て外し、借りたときと同じノーマルチャリにして泊港近くの自転車屋さんに向かいます。 そんな大した荷物積んでなかったんですが、さすが全部外すと軽い軽い。 国際通りに戻るまではかなり急坂だったんですが、全然屁です。 荷物なんて5kgくらいのもんだったんですけどね。ホント違います。
国際通りから泊港までは本当にすぐ。 しかも下りなんであっちゅー間に到着です。 迷うことも無く到着。
レンタサイクル屋に入ると、オーナー氏が待っていてくれた。 何とか行って来られましたよ〜♪と報告。 ついでに一応用意しといたチューブとか買ってもらっちゃいました。 この自転車借りられてホント良かったです。ママチャリだったらコザでレンタカー借りてたと思います。絶対。
宿までお送りしますよ〜と言って頂いたけれど、まあそんな遠くもないしご飯食べたいので歩きます。 夜の那覇はやっぱり賑やか。南国はそういうとこ好きですね〜。 フラフラしてみたけど、オサレ居酒屋しかなくてなんか入りにくかったもんで結局牧志公設市場まで戻ってきてしまった。 でも牧志公設市場はそんな遅い時間までやってるところではないので あたりをフラフラして結局ソーキそばを食べる。 なんだかんだ言ってやっぱりソーキそば好きなんです。
とりあえず自分エネルギー補給完了ということで宿に戻ります。 なんだかんだ言ってもう8時なのです。 宿の談話室みたいなところでラスト泡盛を飲んでいると、 オーナー氏が弁当食べてたのでこのあたりについて聞いてみる。 宿泊者の皆様も何人かみえたので結局酒盛り開始なのです。
こちらのオーナー氏、最近那覇に来られたようで全然沖縄のこと知りません(^^; 他のお客さんが「○○ってどうですか〜?」とか聞いても「写真見たことあります。」とか。 みんな「沖縄暖かいっていうか暑いっすよね〜」とか言ってても「今日ストーブ買おうかと思って・・・。」とか言ってます。 天然っていうかなんていうか、 激しく飄々とした方でまさにスナフキンのようでした。
でも、牧志公設市場のことはとても詳しくて色々教えてもらいました。 午前0時を過ぎてからがアツい通りとか…。 すっかり忘れてしまったので、興味があればぜひオーナー氏に聞いてみてください。
なんだかんだで12時過ぎまで飲み続けて撃沈なのです。 何日走ってもやっぱり進歩がないのう…orz