2009.東北北海道ツーリング

 

8月14日 

 

おはようございます。
フェリーの朝なのです。
てか、もう朝といっても10時を回っているのです。

昨日は、サッポロクラシックにはじまり焼酎水割りを、ジャスコ産仙台名物牛タンジャーキーをつまみに
たらふく飲んでしまったのです。
まるでオヤジです。
ついでに強力酔い止めも効いているので、覚束ない足取りでとりあえず一服。
外を見ると、曇ってはいるけれど、雨の気配はないのです。
こんな有難いことはないですね〜。

しかし、この仙台発苫小牧着フェリーはなかなかナイスですね〜。
夜発で、11時頃苫小牧に着くのです。
時間の使い方としてはだいぶ有効じゃないっすか?

苫小牧港に着くと、当然ですが明るいっす。
明るい北海道に上陸したのは初めてなんですね〜。
非常に新鮮ですね〜。

 

 

しかしワタクシにはそんなこと言ってる暇はないのです。
まず
ミッションをこなさねば!
金がなければエライことになってしまうのです!!
ということで、郵便局を探すフリして、ホッキ丼で有名な
「マルトマ食堂」を見つけてしまいました♪
しかし、なんというかそのような行いを神様は見ておられますね。
まさかの
お盆休業中でした・・・orz


失意のマルトマ食堂。くっそ〜。

 

しょうがないので、マルトマ食堂の前にあった食堂でホッキ丼を頂く。
ホッキはこりこりとして美味でした。満足満足。

 

さて、今度は本気でミッションをこなします。
まず、苫小牧の郵便局へ向かい、カードを調べてもらう。
すると、「
磁気が駄目になってますね〜。使えませんよ〜。」とのこと。
う〜ん、それはマズイ。でも再発行には印鑑やら通帳やらが要るらしい。
そりゃそうでしょうね。

ということでセブンイレブンに駆け込み、普段あまり使っていない口座にちょこっとあったお金を引き出す。
まあ、残りの旅程も1週間。まあ大丈夫くらいのお金にはなりました。
でも、後がないので
贅沢は禁止の方向で(;-ω-)ノ

 

その足で苫小牧駅前に建つビルに入っていたモンベルへ行く。
登山用のカラビナ1500円也を発見する。
痛い出費だけどそのままにしておくと別のところに痛いモノが飛んでくるので2つ購入。
荷物ベルトに取り付けて用務完了なのです。

ついでに、大きな本屋を見つけたので2年前からお世話になりっぱなしの北海道情報誌「HO」をゲット。
実はここに来るまでに2件ほどコンビニを探したのですがなかったのですよ煤i; ̄□ ̄A
同じように北海道に上陸された方も「見つからなかった」と仰っていたので、
今年はどうもコンビニでは入手し辛かったようですね〜。
ど〜〜しても欲しかったんで、結構探してしまいました。

 

時間はまだ2時。
まだまだイケる時刻なのです。
今日のうちにできるだけ進んでいた方がいいことは重々承知なのですが、
ここは苫小牧。苫小牧にきたらぜひ
樽前荘に泊まらないとなのです。

樽前荘とは支笏湖畔の公営ライダーハウスなのですが、キレイだしいつ行っても楽しいし、
ここに泊まらねばワタクシ的北海道は始まらないのです。
ということで、樽前荘に電話し、今夜の宿をゲット。
支笏湖は苫小牧からそう離れていないし、今日ものんびりすること決定っす。

 

さて、そう決まったら次の行き先は・・・と探し、洞爺湖の温泉に行くことにしました。
苫小牧は近くに温泉がたくさんあって非常にいいとこですね〜。

苫小牧の海沿いを走る国道36号を南西に走り、登別から道道2号に乗り、
去年行ったカルルス温泉を素通りして
オロフレ峠を越える。
この峠、意外と標高高くて945mもあったりする。
天気悪いと霧がすごそうです。今日は天気いいのでナイスなのですがいかんせん寒いのです。
結局、東北では一度も着なかったエアテックジャケットを北海道上陸初日に着ることになりました(;^_^A
やっぱりここはなんか違う土地ですね〜。

 

国道453号に着地して、そのまま洞爺湖に向かう。
目的の温泉は
洞爺湖万世閣
高級ホテルでワタクシなどが立ち寄ることは普通ならまずないのですが、
そこはこれ、「HO」のクーポンで入れますから!

駐車場にバイクを停め、「温泉入れてもらえますか?」とにこやかに言うと
「ごゆっくりどうぞ。」とスタンプを押してくれた。
こういう「タダ温泉」では、たまに対応悪いところがあって、微妙に緊張の瞬間なのですが、
丁寧に対応してもらえると高感度急上昇ですd(>_・

いつかセレブになったら泊まらせてもらいますね♪
(↑泊まる気ないように見えますがそんなことは無いっすよ!決して。)

 

洞爺湖万世閣さんの温泉は、8階という高層階の温泉。
(ちなみに男性浴室は地下だそうです)
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉というお湯は、
茶色い濁り湯で色々な鉱物の味がします。(←どこでも飲みます。)
源泉かけ流しですが、全く適温で、のんびり洞爺湖を見ながら浸かれます。

洞爺湖は今日の青空を映してとても青い。
観光船なんかも浮かんでいて、のんびりした雰囲気なのです。


表にあった足湯で一枚。こんな感じの湯です。

 

そんな洞爺湖をぼんやり眺めながらすっかり長湯してしまいました。
洞爺湖万世閣から出て、来た道をしばし戻る。
昭和新山を横目に、国道453号に入り、支笏湖方面に向かいます。
お約束の道の駅
「フォーレスト276大滝」のきのこ王国できのこ汁を食べ、
半額になっていた「かにめし」を明日の朝ごはんにと購入し、のんびり樽前荘に向かいます。


きのこ汁1杯100円なり。美味いのです。

 

時間はまだ5時。この時間なら樽前荘の夕食「ジンギスカン」にも余裕で間に合います。
やっぱりこれくらいゆとりあったほうが良いんだよね〜。
いったいこののんびりさが、いつまで持つのかわからないけれどね。

 

樽前荘に着くと、まだまだ空は明るかった。
夕暮れの支笏湖も初めて見られましたよ。
いつも「どこが支笏湖!?」くらいになってから到着してしまうのでσ(^_^;)

 


どんより系支笏湖。

やっぱりキレイな樽前荘。大好物です。

 

樽前荘に入ると、いつものとおり大将が迎えてくれた。
ワタクシのことも覚えていてくれて、「前にも来てくれたよね〜。」と言ってくれる。
1年に1回か2回しか来ないのに覚えていてくれるなんて嬉しいですね♪
宿泊料1200円と、ジンギスカン代1500円を支払いチェックイン。
部屋に入り、寝袋を広げて表で一服すると、「ジンギスカンやるよ〜」とお声がかかる。

 

「renさんは経験者だからお手伝いしてね〜。」と言われ、肉やらご飯やらを運んだり。
今日のジンギスカン参加者は10人ほど。
ジンギスカン代に含まれているという発泡酒で乾杯し、ガツガツと肉を喰らう。
ホント最近肉ばっかりというか、ジンギスカンばっかり食べてる気がするな〜。
北海道に来たばかりだっちゅ〜のに(; ̄ー ̄A

さんざん食べて満足してみんなでお片付けの手伝い。
それが済んだら、談話室で宴会なのです。
ちなみにジンギスカン代には、ここでの焼酎代も含まれているのです。

 

やっぱり北海道は特にライダー同士が仲良くて楽しいですね♪
話をしていると、青森県のライダーハウスのオーナーさんという方がみえました。
ねぶたが終わって北海道にきたそうです。
ワタクシが青森にいるときに見た、
「竹馬日本一周カップル」も目撃したそうです。
そのライダーハウスは、ねぶたキャンプ場にビラが貼ってあったのでちょっと気になっていたんですが、
結局行けずに終わっちゃったんですよね〜。
楽しそうにライダーハウスの話をされる方でした。

 

そうそう、ワタクシ今年の北海道では、礼文島に行くつもりなのです。
でもって、ウワサの「桃岩荘」に泊まってみよう!という魂胆なのです。
そんなことを話すと、桃岩経験者だという静岡ライダーがいました。
ウワサは色々と聞いたことがあるけれど、実際どんなところなのかと聞いてみると、

 

 (・д・)σ「礼文行くなら、絶対8時間コース歩いた方がいいですよ!!」
それは聞いたことがある。8時間かけて島を歩くトレッキングだ。

 (・д・)σ「桃岩すごいテンション高いですよ!毎日踊ってるんです。しかもシラフで。
それも知っている。ミーティングっていうんでしょ?昔はいろんなユースでやってたって聞くけれど。

 (・д・)σ「はじめかなり恥ずかしいですけど、8時間歩いた後はフツーに踊ってんですよ!
僕は楽しかったし、アリだと思います!もう一回行ってもいいな〜。」

 

とのこと。

いや〜、話を聞くと結構引くけど、このライダーさんもはじめそうだったらしい。
自分はどうなるんだろう。
結構前ポジションで踊ってたりするんでしょ〜か?

そのライダー氏、「これ以上は行ってのお楽しみ♪」と、
そこからは桃岩荘については語ってくれませんでした。
礼文島のことは色々と教えてくれたけれどね。

 

どんなところなんすかね〜。礼文島&桃岩荘。
いぢめられたらどうしようo(;△;)o

そんなことを考えながら、樽前荘の夜は更けていくのでありました。

 

 

 

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