8月19日


おはようございます。

え〜、朝イチで悲しいお知らせがございます。
なんとこれまで、迷子防止に眠気覚ましと活躍してくれてきた我々のインカムですが、

壊れましたorz

確かにおととい、プラグがゆるくなるという不調があったのですが、
ガムテ巻きでなんとか凌ぎ、
昨日は大きな問題もなく動作していました。

しかし、今朝、いつも通り充電を終えてイヤホンとつなごうとしたところ、
ポッキリ逝ってしまわれたそうなのです。

もう少し具体的にいうと、イヤホンのプラグが本体内部にささった状態で折れちゃったと。


が〜〜〜〜ん。
高かったのに〜〜〜〜〜〜〜〜。

一応ケンジさんに助けを求めるも、どうにもならないという判定。

高かったのに〜〜〜〜〜い!!!


しょうがないので、インカムは本日無しということで。
走行中寝ちゃうんじゃないかねコレ?


まだ若干の暗さが残る朝6時。
とにかく着替えて準備をして、エントランスまで降りてきました。

カジノはもちろんまだまだ鋭意営業中。
閉まることなんかめったに無いんだろうけどね。
この時間までカジノにいたら・・・いや、それどころか30ドルとはいえあっちゅ〜間に飲み込まれた我々、
夜が明けないうちに身ぐるみはがされちゃうと思うけどね。

エントランスへ行くと、ケンジさんご一家はすでに待機されていました。
「今、車もって来てるからちょっと待っててね」と、わずか100メートルほど先のバイク停めたところまでの送迎つき。
なんていうサービスの良さ!
いや、別に宣伝してるわけじゃないですけどね。

荷物を車に入れてもらい、ほんの少し先にある駐車場へ行きます。
「昨日は、稼ぎましたか?」と言われ、全てが飲み込まれたことを恥ずかしながら明かす我々。
ちなみにケンジさんたちは「少しだけど」お勝ちになられたそうです。
さらに言うと先日ラスベガスに行ったというワタクシの知人も勝ったと言っていたので、
そんなに勝てないもんでもないようです。

駐車場に行き、ヘルメットをかぶり出発。
今日もとてもいい天気。
いやこれ、昨日の暑さが思い出されますね〜。
ホント、ものすごい暑さだったんだから!!



さようならラスベガス!また来るよ!今度は勝ちに!!


駐輪場から出て、豪華ホテル群を抜ける。
少し行ったところにあったガソリンスタンドで給油&朝食なのです。
ちなみに本日の朝食は「JACK IN THE BOX」というファーストフード。
ホットケーキのプレートを頂きました。
味は、あんまおいしくなかったです(きっぱり)
マックのブリトーに次ぐワーストメニューなのでした。
しょんぼり。

 
ファーストフードはみなさん早朝から
鋭意営業中。


朝メニューが合わないだけなのかな〜(^^;





まあ、気を取り直してですなあ、
とにかく暑さが厳しくなる前に出発なのですよ。
もういい加減に慣れた右から合流でハイウェイに入る。
今日もすごい速度っす。
あっという間にヘルメットのシールドがひしゃげで濃厚チュー状態になりますね〜。
毎回思うんだけど、どうしてみんな平気なんだろう?
まわりのバイカーのみなさんは、フルフェイスどころか根性のダックテイルか下手すればノーヘルなのです。
いや〜、マジ無理だわ。

確かに過酷な環境ではあるんだけど、バイクでアメリカを走れるのは今日が最後なのです。
原野をひたすらまっすぐ伸びる道を、風圧に耐えながらスピードを上げていく。
暑さは今日もじりじりと我々の水分を奪っていく。
でも、我々だって伊達に何日も酷暑の中を走ってきたわけじゃないのです。
風に水分を奪われないように、肌が露出してるところなんて一切ない完全防備スタイル。
どっからでもかかってこい状態で、LAに向かってひたすらハイウェイを走ります。

走ること約1時間。
始めの給油ポイント到着なのです。

着いたところは「デス・バレー」と呼ばれるとんでもない暑さの砂漠の入り口の街。
いや、ここでもじゅーーーぶん暑いんだけど、砂漠はもうものすごいことになってるらしいです。
なにせ最高気温56℃
いやいやいや、そんなの日陰で測った気温なんだから、そのうえ太陽に焼かれたらもう蒸発しちゃいますよ我々。
どうも北半球で最も標高が低いところらしいです。


そそり立つ温度計。

まあ、もちろんそんな危険なところは行かないとして、
この街は、あの有名なNASAのあるエリア51の近くらしいです。
でもって、この街には宇宙人が作るビーフジャーキーのお店があるそう。

いやまあ、つっこみどころ満載ですが、そういう斜め下な発想もキライじゃないですよ?

すぐ近くだとのことで、我々はケンジさんの車が引く荷台に乗って出発。
ホント近くで数件先の店ではあるんだけど1軒1軒がやたらでかいし暑いんで歩くと大変なことは間違いないっす。

荷台にゆられてビーフジャーキー屋にすぐ到着。
「エイリアン・フレッシュ・ジャーキー」とでっかく看板を出す店構えはとりあえずピンク。
屋根の上にはエイリアン。
店の脇にはUFO。
      


いや〜、
ゆるい。

店先の掲示板には「こんなところにもエイリアンが潜んでいるんだ!」という目撃情報。
そのひとつに、日本の電車の「優先席」と書かれた、座席がデザインされたマーク。




う〜ん、
ゆるい。

しかし何かクオリティの高いゆるさなのです。


店内には、もちろんビーフジャーキーとか、
面白いTシャツとか。
雑貨屋においてありそうな謎のソースとか、
ピクルスとか、
これまた陳列もゆる〜い感じであります。



でも、ビーフジャーキーはなかなか美味いです。
日本への肉類持ち込みはできないため、試食しまくって買わなくても全然言い訳が立ちます(セコイ)


エイリアン的買い物を楽しんだら、また出発なのです。
完全に猛暑になってますので、服を濡らして行きます。


ここから先は、ひたすら単調な道でした。
交通量も(ユタとかよりは)増えてきてるし、
暑いのは変わらないし、
ずっとフラットな道はもう眠くてしょうがなくなるのですよコレ〜(^^;



これまで風圧強過ぎてイマイチ聞き取れないことも多かったインカムだけど、
やっぱりあると無いとじゃ暇のつぶしっぷりが違うのです。
今日はもうマイクは意味がないことが解ってるんで音楽とつなぐ。

普通のヘッドホンを解体して作ったイヤホンをヘルメットに内臓して、
ついでに小型MP3プレーヤーも埋め込んで音楽を流しているんだけれど、
これまで、あまりの風切り音で音楽なんかかすかにしか聞こえてなかったんですよ。

けれど、さすがにB+comの高性能ヘルメットヘッドホンは違うね。
もうしっかり音楽も聞こえます。
ただ、このヘッドホンは、静かな部屋なら置いてスピーカーにつかえそうなくらい大きい音が出るんで、
MAXでヘッドホンとして使ってたら難聴まっしぐらな気がします。

でも、それに匹敵するくらいの音が常に風切り音として流れてるわけだから、
そりゃもう、どんな角度からとっても過酷な乗り物だよね。バイクって。

とにかく寝たら死ぬことだけは間違いがないので、難聴寸前でもなんでもとにかく大声で歌い続けるのです。



しかしですなあ、これは後から聞いたことなのですが、
相方Hが乗るエレグラ号はウインドシールド(風除け)が着いてるんで、ここまでキツイことはなかったそう。
道理でマイクで話してても、こっちは怒鳴ってるくらいの勢いで話さないと向こう側で聞き取ってもらえなかったのに、
相方Hは超のんびりしたしゃべりをしていた訳だわ。
奴が言うには、「(エレグラ号は)取り回しと雨以外は、車に乗ってるみたいだった。」と。
そりゃ直射日光浴びてるんだから、暑いことは暑いんだろうけど、
風を浴び続ける大変さは、ライダーの皆様ならご存知のところだと思われます。

いや、後から知ったことなんだけどね。
その時聞いてたら、エレグラ号乗っ取ってたかもしれませんよこれ?
風除けってそんな効果高いもんなんですね〜。

こうして年を追うごとにバイクのアクセサリは増えてくんですね〜。



そんなこんなで走ること2時間ほど。
周りは徐々に都会になりつつあります。
先導していたケンジさんの車が、レンガ造りのショッピングモールに入ります。
もうお昼の時間ですね。
しかしこの加圧トレーニング、消費カロリーもすごいんだろうけどとにかくお腹が空くんですね〜。

今日の昼食もまた手作りハンバーガー屋「IN-IN-OUT」。
このお店もホントに超人気で満員御礼。
カウンターには結構な行列ができててなんと駐車場には観光バスまで入ってきた。
ショッピングモールはもうお店がかなり撤退ちゃったみたいでガラガラなので、
やっぱり「IN-IN-OUT」にバスで来てるんだろうな〜、
と、注文を終えて席についてしゃべってたら、大量のお客さんがバスから降りてきて
もう一昔前のバーゲン会場みたいな押すな押すな状態 になってます(^^;
いや〜、確かに美味いけどそんな観光バスで来るようなところじゃないと思うんですけど。


行列のできるファーストフード。

日本で例えるならスガキヤに中国人ツアーご一行様が観光バスで乗り付けるみたいな?
この例え話もしかしたらナゴヤ圏の人にしか解らない??
じゃあ、セイコーマートに観光バス到着で100円惣菜買占めみたいな。
どっちにしろ解りにくいですね(^^;スミマセン。



混み混みの店内でも顧客サービスを厭わないケンジさんが、
リクエストすると出してくれるチリやステッカーをどっさりもらって来てくれました。
すっかりチーズ嫌いを克服した相方Hが超美味そうにハンバーガーにかぶりついてます。
いやこのチリ、マジで買って帰りたいくらい辛美味い。
ホント出店しないかな〜。
日本でも人気出ると思うんだけどな〜。


ボリュームたっぷりです。美味い!


ステッカーもらっちゃった♪ 



大混雑のIN-IN-OUTを出ると「せっかくだから」、と閑散としたショッピングモールをうろうろしてみることになりました。
以前は結構人気のあるアウトレットモールだったそうですが、
今はもうラピュタ的廃墟になりつつあります(←失礼)
三々五々、ところどころに残っているお店を散策。
ウインドウショッピングを楽しみます。



ひとしきりウロウロして休憩したら、お約束のミーティングタイムです。
ここから先はいよいよ大都会LAにちょっとずつ入っていきます。
まだまだ郊外なんだけど、本格的に街に入る前に一度集合してガソリン入れて、細かい道の案内をしてくれるそう。
またも交通量の多い都会に入る訳ですね。
インカムの無い今、着いて行けるか激しく心配ですが、まあ行くしかないでしょう。

とりあえず次の休憩ポイントまではそう複雑でもないらしいんで安心して出発。
この広い景色を走れるのも、本当にあと少しです。
いやいやいや、本当に心から正直なことを申しますとね、途中もうあまりのしんどさにくじけそうになったこともあるわけですよ。
殊に眠気がね、もう本当に睡魔っているんだね!って思うくらいの眠気が襲ってくるんです。
まばたきをしたら、目を閉じていることのあまりの心地よさにあわてて目を開けて自分でびっくりするみたいな。
それだけ乾燥してるんだろうけど、なんだこのローレライ 、とか思っちゃうのですよ。
これがかなりキツイ。
すごい体力奪われ感。
ああもう、何でこんなことやってんだと思うネバダ州とユタ州。
あの辺もう暑すぎ。
それだけに景色としては日常からかけ離れた絶景なんだけどね。

でも、やっぱりホントに終わっちゃうと思うと寂しいですね〜。
今だって相当暑くって、スイマーの水音が近づいて来ているんですけどね〜。



この異常な眠気すら名残惜しい最後の郊外ランを終えて休憩スポットに入ります。
そうだ、前からやってみたいことがあったんだ。
ハーレーに乗って遠くから近づいてきて、去っていく様子を動画で撮るアレ。
ケンジさんにお願いすると、快く引き受けてくれたので、デジカメを動画モードにして渡す。
そして我々は颯爽とハーレーにまたがり走り出す。
いつも通り、ワタクシが先行します。
もちろん、行ったら帰ってこないといけないんだけど、もうさすがにこれだけ広い道ならUターンだってできるのです。
いつもどおりワタクシ先に行き、そのままUターンして戻る・・・つもりが、
相方H、まさかのはるか手前でUターン!
そして何と先頭でビデオに映りやがったのですよ!

カメラの前だけはにこやかに(って言ってもヘルメット越しだからわからないんだけどね)手を振り通過。
その後相方Hはワタクシにしっかりシバかれたのは言うまでも無いでしょう。
ぷんぷん。


あいつめ〜!

さて、ここからは本当にLAの街に入っていきます。
このハイウェイに入ってここでジャンクションがあるからどーのと説明があります。
1回乗り換えるだけなんだから覚えるのは覚えた。
ただ、渋滞なら止まっちゃうからその隙に追いつけばいいけど、混雑した道で冷静でいられるかは不明っす。
まあまあまあ、サポートカーに無理矢理ついて行こうじゃないですか。
しかしまあ、この暑さの中で渋滞したらそりゃ悲惨なんだろうな(〜〜;

色々覚悟を決めて出発なのです。
しばらくは流れに乗って走るものの、どんどん交通量は増えていく。
右へ左へ車線を変えて、なんとかサポートカーについていく我々。
こんなときインカムないと困るんですよね〜。


LA郊外。

そして車の流れは案の定ストップ。
クソ暑い。。。そして排気ガス臭い。。。
でも、確かに臭いんだけどしっとりした臭さじゃないところはさすがというべきか。。。

サポートカーがいないと道もわからないので、すり抜けていくわけにもいかず。

けどまあ、そんながっつり渋滞でもなく、ちょいちょい流れつつ進む感じなのです。
これならはぐれることもないから、それはいいんだけどね。
暑すぎてあんまりこれ続けられると倒れそうだけどね。

そして渋滞は続く。
降りられないし停まれない。
き・・・キツイ。
息苦しいっす。。。


これはヤバイかも。

 


・・・けれど不思議なことに、走っているハイウェイがなにかの橋の下を潜り抜けたとたん、
気候が一気に涼しくなった。
まるであの橋からこっち側にはエアコンが入っているかのような快適さ。
いや、もちろん何にもないんだよ。
ただ道が少し下りになったくらい。

なのに、数秒前とは明らかに空気が違うのです。
一緒に渋滞にはまっている相方Hももちろんそう思ったみたいで、「ナニナニ?」とわかりにくいジェスチャーをしている。
何が起こったのかよくわからないまま、突然肌寒くなった街中を走る。
寒冷前線で大雨でも降るんじゃないでしょうね?

しばらく不思議な空気の中を走り、サポートカーはガソリンスタンドへ入りました。
後を着いてスタンドへ入り、何が起こったのか聞いてみる。
するとケンジさん「いや〜、LAはずっとこんな感じなんですよ。冬でもそんなに寒くならないし、冬以外は雨もそんなに降らないしね。最高ですよ! 」とのこと。

ガソリンスタンドで停まっていても、まるでエアコン効いているかのような涼しさ。
焼けるような熱さの直射日光から少しでも隠れるために、日陰へ日陰へと隠れていたあの日々は何だったのでしょう。
なんていう快適都市。
しかもこれで冬も寒くないなんて。

・・・すごいよLA。
そりゃ有名人たくさん住んでるワケだ。

ここがケンジさんのガレージから最寄のスタンドなようで、
レンタルバイクのお約束、ガソリン満タン返しのためのスタンド立ち寄りだったようでした。
最後の給油を終えて、ホントに最後、ケンジさんの家まで走ります。

すぐ近くなんだけど、先導車についていこうとして薄く信号無視しちゃいました。
今さらアレなんだけどアメリカの交差点にはそういうの記録するカメラがついてるそうなので気をつけましょう。
映ってないといいんだけどね〜(^^;

住宅街の中を通り、ガレージの前に着く。
「ここに停めて〜。」とケンジさん。
言われたとおり、ガレージ前にバイクを並べて停めて。。。










いや〜、やっと着いた。
何ていうの、無事で(コケてるけど)よかったーーー!
とりあえず着いたらビールがお約束になっているこのツアー、ビールで乾杯しときます。
いやもう、オーバーかも知れないけど何度かこのまま寝ちゃってクラッシュじゃないの?と思うこともあったんで、
到着のヨロコビはひとしおなのです。
信じられないことに太陽があたるところにいても涼しいLAで飲むミラーライトはホント美味かったです。
なんか、ハーレー乗りになった気分ですわ〜。
いや、おそらく独りでは未だ砂利の駐車場からの脱出はできない レベルですけどね。

我々がいきなりビールを飲み始めた場所は、ケンジさん宅のガレージ前でした。
アメリカの家っていうと隣の家まで100メートルとかそんな想像しちゃうけど、
ここは大都会LAなのでそんなことはないっす。
日本の高級住宅街くらいの離れ感です(?)

とりあえず記念写真を撮りまくる我々。
もうおそらく、おそらくこれで最後になるだろうしね。
いや、また来たいのはもちろんヤマヤマなんだけども。
なんだったらこのままアメリカに住んじゃいたいくらいなんだけれども。
旅をしていると毎度のことなんだけど、楽しければ楽しいほど名残惜しいですね。


記念撮影とか、荷物の片付けとかをばたばたとしてバイクを降りる。
ケンジさんはバイクをガレージにしまいながら、
「何かもっとあげられるものがあるといいんだけど・・・。」といいながらバンザイツアー・ステッカーをくれた。
旅の終わり感を味わってるのは、我々だけではないのだ。



さて、片付け諸々が終わると、次はLAを案内してもらことになっていたのです。
ほら、我々何しろ新婚旅行で来ているのでお土産をたくさん買って行かねばならんのだ。



そんな我々を案内してくれた先は、日本にはないけどケンジさん御用達のアウトドアショップ「REI」。
ほら、デンバーで時間切れのため入れなかったお店ですわ〜。
なんかこう、アメリカの物ってなんか大味なイメージがあったんだけど、
そんなこと全然なくて造りの良いものがたくさんありました。
ワタクシはランタンの小さいの買っちゃった♪
ずっと欲しかったんです。ランタン。
相方Hは、土産入れる用に・・・と、小さくたためる巨大ドラムバッグ購入。
ワタクシこの中に入れそうでございます。
どんなけ土産買ってく気なんだ。


都会なんだけどゴミゴミしていないLA。なんかハイソ。


それから、日本にもある会員制スーパー「コストコ」へ連れてってもらう。
我々が住む中部地方にはコストコはないので、なんとLAでコストコデビューとなりました。
コストコの良い所は、何でも、どんな理由でも返品に応じてくれるところなんだって。
そういえばさっきの「REI」でも、相当使い込んでも返品OKって聞いたような・・・。
アメリカってそういうサービス多いんでしょうかね。
まさに損して得取れ。
日本には良いことわざがあるのに、そんなサービスが無いのはいったいどういうわけか・・・。
どうでも良いんだけど、この前ブラウス返品するのにものすごい時間かかった思い出がよみがえりましたよ〜。
サイズ合わなかったんだってば〜。

コストコは巨大な倉庫みたいな店で、業務用サイズの諸々がたくさん売ってました。
お菓子とかばら撒き系のお土産を大量購入します。
アメリカ版ポテチ30パックとかね。
それにしてもアメリカは肉が安い。
日本と違って赤身がちな肉なんだけど、それがまた美味い。
大概ステーキでしか食べてないけど、何ていうのかな、肉の扱い方が日本と違うんだろうね。
ぱさぱさしてるとか、そんなこともないんだよ。
あえて言葉でいうならば、もふもふ してるって感じ?
いや、伝わらないのは百も承知なんですけれども。

肉と言うよりはパーツとして売っているようなサイズのお肉たちです。
買って行きたいのはヤマヤマなんだけど、もちろんそういう訳にもいかないのでやめておく。
肉ね〜。好きなんですよね〜。

髭剃りから暖炉まで、ものすごい商品の幅が広いのでここで一日過ごせそうですが、
何せ時間のない旅行者でございますので土産だけ買って店をでます。
ちなみにお店ではカードがアメックスしか使えなくてちょっと焦る。
ここまで、思いっきりvisaカードで乗り切ってきたんですわ。
残りの現金で何とかギリギリ足りたので良かったですけども。
そういや、タイ行ったときもそんなことしてた気がするな〜。



そんなことやってたら時間はもう夕刻。
今日は最後の晩餐なのです。


そんな記念すべき夜に、ケンジさんが案内してくれたのは「フーターズ」というお店。
日本にも少しあるみたいですが、ナイスバディなお姉さんが接客してくれるスポーツバーです。

フーターズLA店のお姉さま方はホントに皆様ナイスバディ!
なんかテンション上がりますね〜(何故か)。
ビールも入りまして、すっかり良い感じなのです。
ちなみに、ウェイトレスさんのコスチュームこそ出すとこ出しました!って感じなのですが、
基本スポーツバーなんでやらしい感じはないっす。
健康的エロさなのです。



大体、アメリカ人っていったらみなさんお太りになっているイメージがあったんですが、
実際そんなに太ってる人は多くないです。
まあ、日本と同じくらいじゃないかな〜。
ほっそりとした金髪アメリカ人はお人形さんみたいなのです。


ドジャースの試合を眺めながら旅のおさらい。
そして、今回こそ新婚旅行らしく隣の席に座れるよう飛行機のリコンファーム。
ど〜にもiphoneからPCサイトでシート確保しようとするのは無理がありますね。
特にユナイテッド航空のサイトが見難いだけかもしれないけど。


ああだこうだと思い出話をしながら、ここもまた結構美味しかったお料理をいただきます。
ちなみに時間がくると、健康エロ姉さん方のダンスが始まりますのでそこはお見逃し無く。
そういや、タイの鍋屋でもそんなことやってたな〜。
世界的ブームだとしたら日本乗り遅れてるな〜〜。

ビールとアメリカンな料理を頂き、すっかり満足してお店を出ます。
そうそう、言い忘れてたけどフーターズでは、ビール飲む前にID提出を言い渡されますので
旅行者の皆様はパスポートをお忘れなく。

ここはウチのおごり!と、ケンジさん。
ありがたくご馳走になり、すごいアメリカらしい雰囲気を楽しんでお店を出ると、夜風はめっちゃくちゃ寒くなってました。
昼間でもひんやりとして過ごしやすい、信じられないような気候のLAは、夏とは言っても夜はかなり寒いです。
何しろ体が暑さに慣れきっているから、なおさらなのです。





奥様が運転する車に乗って、すっかり良い気分でLAの街を走ります。
昨日がラスベガスだったからかもしれないけれど、LAの街はとても落ち着いた印象の街でした。
そして車は、ホンダとトヨタの工場があるトーランス という、日本人が多い地区の日本人向けホテルへと到着です。



トーランスプラザホテル。
画像は翌朝のものでございます。

トーランスの街は、工場が多いところだからなのかも知れないけどとても静かなところで、
おそらくベッドタウンなんだろうね、半分住宅街でした。
そんなトーランスにある今夜のホテルはジャパニーズビジネスホテルのトーランスプラザホテルというところ。
入ってみると、広さこそアメリカンサイズなんだけど、なんていうか壁の造りとかどこかしこ日本的。
古いビジホな感じでなんていうか落ち着きますね〜。

ケンジさんと奥様に部屋まで送って頂き、明日の待ち合わせ時間を確認します。
明日は朝9時にロビー集合という、この旅始まって以来のゆっくり発なのです。
やっとゆっくり寝れる・・・。けど明日は一日飛行機の中(^^;

まあまあまあ、どんだけでも寝れますよ。
これだけ大移動してきた後なんだからね。

けど、初めこそ咳が止まらなくてこれ旅の途中でダウンとかありえるんじゃないの?とか思っていたんだけど、
実際そんなこと全くなくて日程を追うごとに元気になっていってたんだよね。
これぞ旅力というべきか。
実はただの日ごろのストレスからの開放だったりして。

さて、まだ飲み足りないことだし、ホテルのバーでも行って・・・と思ったんだけど、
ビール飲みながらたくさん買ったお土産の荷造りとかしていたらいつの間にか相方Hが撃沈orz

しかしまあ、よっぽど疲れてたんだろうね。
そりゃ、やっと初心者マークが取れたくらいなんだから、この長距離と大型バイクはそうとうキツかったことだと思います。
無事に着いてよかったよホント。
いや、正直ケンカしてる暇もないくらいのハードさ だったんですよ。
ある意味新婚旅行向け と言えなくもない気がします。

ワタクシはまだ眠くないけど、ひとりで飲みに行くほど元気でもないのでテレビを眺めながらビールを飲みます。
このホテル、日本の番組のビデオが有料だけどすごいたくさんありました。
いや、明日もう帰るんだから見ないけども。
ケータイでゲームしながらビールを飲む。
ここ数日、こんな優雅な時間を過ごせたことがあったでしょうか。いや、ないっす。
生きるために必死だった気がするわ! (何言ってんだ)

「もう明日は早起きも加圧トレーニングも無いんだ〜。」という寂しさと安堵感と達成感が入り混じったような気持ちで
すっかりビールが回ったワタクシ。
結局12時が過ぎたあたりで眠りについたのでした。




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