8月20日


朝、9時集合だったんだけど、結構早く目覚めたんで散歩がてら朝食を買いに出かける。
たまに自宅ガレージの前に服を並べて、アメリカ名物ガレージセールをしている人がいたりします。
ここLAの朝はちょっと寒いくらいなのです。
平地にして避暑地、それにしても何なんですかここは。

ちなみに、ここLAはスペインのバルセロナと並んで、日本人の移住先として人気があるらしいです。
そりゃそうだよ。この気候の良さ!
う〜ん、ステキすぎる。

ホテルの周りは工場地帯なためかなんにもないっす。
10分ほど歩いてコンビニ発見。
すっかりお気に入りになったホットドッグを食します。
やっぱあれだよね。肉が美味いんだこれが。



ホテルに帰ってホットドッグを食べていると、部屋の電話が鳴った。
ケンジさんがお迎えに来てくれたのだ。

朝食を押し込むと、ものすごい量になった荷物を担いでロビーに下りる。

ロビーに行くとケンジさんと奥様が来てくれていた。
子どもたちはまだお休み中だそう。
そりゃそうだよね。長旅だったんだもんね。

最後のLAをぐるりとドライブして、空港まで送ってもらいました。
LAは都会でリゾートな街なのです。
海のそばに建つ豪邸は、特にセレブエリアで世界に名だたるVIPがお住まいになっておられるそうです。
う〜ん、羨ましい。



LAの大きな空港の建物の一つに車が着いた。
広過ぎて何がなんだかわからないけれど、ここが出国ターミナルなのでしょうね〜。

アメリカに来てまだ1週間くらいなんですけど、すっかり名残惜しくなってます。
ケンジさん達とも、非常に離れがたいです。
こんなステキな兄貴が欲しいです〜。

飛行機のチェックインをして頂き、いよいよ本当にお別れなのです。
いつか、いつかまた来たいです。
っていうかこのままここに住みたいですっ!

相方Hもすっかりケンジさんの弟分になりきっていたのでだいぶ悲しくなってます。
「これからケンジさんと連絡取れるようにFACEBOOKはじめます!!」とか宣言してます。

ふたりともすっかり大好きになっちゃったアメリカを、後ろ髪引っこ抜かれそうになりつつ後にします。
ああもう、あと残り2時間しかいられないんだ。
あっという間だよね。こういう時間って。

固く握手をして、ケンジさんとさようならをします。
また、来るからね〜っ!!


出発ゲートをくぐり、出国の手続きを済ませます。
ここLAの空港はとても広いんだけど、このときはどうやら改装中だったみたいであんまりお店もなく。
適当に残ったドルで買い物をして、小腹が空いてきたので「地球の歩き方」で見ていた
アメリカ名物(?)クラムチャウダーを食べる。
食事にジュースとかこれまで全然ダメだったんだけど、慣れって怖いもんで全然いけるようになってましたね。
いや、コレを書いている現在は全然またダメになってますけど。


クリーミーなシチューと酸味のあるパンがとっても合います。

クラムチャウダーを食べながら思うことは、やっぱりアメリカのごはんってなかなか美味いじゃん!ってこと。
たまたま美味しいものばかりに当たってきたのかもしれないけれど、
今まで聞いていたような「とにかくゴハンがまずくて吉野家ばっかり行っていた」とか、
我々にはそんなことは全く起こりませんでした。
いや、まあファーストフードを美味いとか言っちゃうくらいの味覚の持ち主なんですけどね。
特にサブウェイはオススメ!
日本でも食べられるしね〜。

最後までエコノミー・プラスだった飛行機に乗り込み、
とりあえずビールを飲んで、ひたすら機内食を食べつつくつろぐこと10時間ほど。
我々は昼下がりの成田空港に降り立ったのでした。

成田からは、さすがに陸路はしんどいのでちょっと奮発して飛行機でセントレアまで行くことにしていたので、
国内線ターミナルへ向かいます。
乗り換え時間は2時間しかないし、見知らぬ空港で乗り換えはだいぶドキドキっす。
成田空港って、国内・国際ターミナル間が結構離れててシャトルバスに乗って移動するんですね〜。
空港職員さんだって、どこの航空会社がどこのターミナルから出てるのか完璧に解っているわけじゃもちろんないので、
聞いてみても解んなかったりするんですよね〜。
旅人の焦りゴコロをくすぐりますな〜。

シャトルバスは10分もかからないくらいなんですけど、若干手に汗かいちゃいました。
まあでもそこは日本。日本語通じるしなんとかなりますね。
最悪乗り損ねたら陸路だって帰れるわけだしね。

JALのカウンターで日本語を駆使して余裕のチェックインをかまし、
出発ロビーで意外と美味かったラーメンをすする。
日本のニュースなんかテレビでやってるけど、もう見事浦島太郎。
たまにwifiが入るところでyahooニュースとか読んでたんだけど、ホントにたまにだしね。
それにメールチェックとか優先することがたくさんあって、そんなの後回しになっちゃうしね〜。

JALの飛行機のゴージャスなシートに乗り、セントレアに着いたのはもう夜になってから。
セントレアは電車がしっかり通ってるので便利なのです。
最後の難関で重い荷物を担いで、なんとか無事、自宅にたどり着くことができたのでした。

めでたしめでたし。






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